メキシコ：女性２人、大統領選 争う!

2023/09/20

今までメキシコは、男性が率いてきました。

それが2024年9月に変わろうとしています。

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クラウディア・シェインバウム（61）は 環境工学の博士号を持つ物理学者で、メキシコの現大統領ロペス・オブラドールの弟子である。

2000年、現大統領がメキシコシティの市長だったころ、シェインバウムはメキシコシティの環境長官を務め、2018年にはシェインバウムが市長を務めることになる。

2021年、地下鉄で列車同士の衝突事故で106人以上が死傷した事故が起きた。

シェインバウムが市長になった2018年から3件の地下鉄事故が起きており、シェインバウムは世間から批判を浴びてきた。

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対して、ショチトル・ガルベス（60）は野党３党で形成された連合【Broad Front for Mexico】から代表に選出された。

それは、彼女に話題性があるからだ。

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ガルベスの父親は先住民出身であり、ガルベス自身貧しく生まれ、幼いころから父親の言語を話して育つ。

成績優秀でメキシコ有数の大学に進学、コンピューターエンジニアとして働き、オフィスビルシステムを設計する会社を立ち上げた。

2000年から2006年は先住民のための政府機関の責任者、2018年までは上院議員を務めた。

強気で率直な性格な彼女は 現大統領を批判し、また現大統領もガルベスを批判しており、それが彼女を より有名にさせている。

シェインバウムとガルベスは、党こそ違えど、年齢や政治のキャリア、エンジニアとして働いてきたことなど 共通点が多い。

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メキシコでは 大統領任期が6年で、来年の選挙では現大統領ロペス・オブラドールの元で政治キャリアを積んできたシェインバウムが優位だと言われている。

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現大統領 自身は「任期後は自分はいかなる影響力をもたない」と語るが、2024年どちらの候補が選ばれようと、彼男の影響力は続く と考えられている。

シェインバウムが勝利すれば、現大統領のアジェンダはそのまま残るだろうと言われている。

シェインバウムは、自身の政党方針よりも現大統領ロペス・オブラドールの考えに似すぎていると国民から批判は強い。

また反対にガルベスが勝利しても、現大統領のアジェンダ【緊縮財政。社会・治安・インフラ整備への軍隊の参加】を覆すことは、かなり難しいと考えられている。

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Both women say they'll work to help the poor and protect the enviroment.

シェインバウム、ガルベス両者とも、「貧困層の救済と環境保護に取り組む」ことを宣言。

They also say that women should have the right to make decisions about their own bodies.

また両者とも、「女性が、自分の身体について決定する権利を持つべきである」と語っている。

No matter who wins, the results are likely to bring a huge change: Mexico's first female president.

どちらが勝っても、この結果は大きな変化をもたらすだろう：

メキシコ初の女性大統領誕生である。