デンマーク国立レイプクライシスセンターの翻訳
- 她他后敬子(たたうしろ すきこ)
- 2023年7月29日
- 読了時間: 7分
更新日:2024年11月26日
2023/07/29
昨年、国立デンマーククライシスセンター2022年時点の全翻訳(動画を除く)を一気にしたものです。
「私」という漢字が苦手なため、翻訳や自分の意見で「未(ばい)」と使い、途中で「I(アイ)」に変わっています。
性別を問わない第一人称などの試行錯誤をしていますので、ご了承ください。
下記の番号のリンクをクリックしてください。
また、ぜひ その中にあるPDFで見てみてください。
・ホーム画面
・助けを求める
・被害者3人の証言
・支援団体9つの紹介
・楽になる工夫
・典型的なレイプとは何か(実は殆どのレイプは顔見知りが加害者)
・薬物やアルコールはレイプに遭いやすい原因なのか
・レイプ後に被害者がどのように考え、思うか
・性科学カウンセラーからのメッセージ動画
・セックスに距離を置く被害者もいる
・デンマークでのレイプの統計
・ストップレイプキャンペーンのポスター
・イギリス発の<紅茶の動画>
・レイプを防ぐための介入例(傍観者がレイプを防ぐ方法)
・社会の認知に変化を生み出す取り組み
・デンマーク市民に「どうやったらレイプが防げるかのアイデアをいつでも募集している」という記事
・いつからならセックスしてもOKか
・途中で気持ちが変わった時の尊重・いつでもNOが優先
・オーフス市に掲げられている啓発ポスター3枚とバス車体広告
(男性たちがレイプ回避ポスターに積極的に参加している)
・ポスター5枚とポストカード
・法律と警察
・警察と訴訟
・検察が起訴を決める
・アシスタント弁護士とは
・役に立つリンク10個の紹介
・性犯罪に関する法律全文
・デンマークでは警察主導で、【より多くの人々にレイプを報告させるキャンペーン】をしている。
・2016年~2019年の国家啓発プログラムの翻訳
<全国規模で実施した情報提供プロジェクトの結果>
・SNS、車・バスの車体広告でのレイプ被害啓発の写真
・被害者の希望と自分自身にも耳を傾ける
・側に居る
・不信・疑念を表さない
専門家への手助け 目次
・被害者と会った時、何が出来るのか
被害後ずっと支援すること
情報提供の義務
ヘルプの見分け方
・被害者と会った時、何が出来るのか
良い出会い
不当な罪悪感
・被害者と会った時、何が出来るのか
レイプ被害者について知っておくべきこと
動画<脳が守りに入る時>
なぜ被害後に助けを求めることが重要なのか
・ABOUT US
自分たちの紹介
オーフス大学病院内の緊急受付
センターの目的
知識センター
・どれだけセクシーな服装をしていても、レイプして良い理由になるわけがない。
・さっきまでセックスしようとしていても、いま気持ちが変われば、NOがいつでも優先されます。
・セックスワーカーであろうとセックスを断ることは当然できます。
・デンマークで2015年に行われたストップレイプキャンペーンは、アメリカで2014年に行われた「Make Your Move」に触発され行われました。
・【見て見ぬふりの傍観者】から、【積極的傍観者】になることで【救世主になる】
・レイプを防ぐ方法と、介入例2つ
ストップレイプキャンペーン2017年~2018年
<リーフレット(小冊子)の翻訳>
・周囲の人へ - 大切なこと
・私たちについて
・言いづらいこともあるとは思いますが、それでも私たちに教えてください。
・性的暴行とは何か・どんなことを指すのか
・加害者は、被害者が既に知っている人であることが多い
・被害者がなぜ抵抗しなかったのか理解できない
・性的暴行・性的虐待の内容と、その後の反応(PTSDなど)の大小は関係ない
・性的暴行を受けた後の被害者の反応
・他の人よりも正しい反応や間違った反応はない
怒り・不安・回避・気分の落ち込み・羞恥心や罪悪感・集中力・記憶力の低下・孤独感・孤立感・睡眠障害・身体的反応・自傷行為、アルコール、自殺願望など
・いつ専門家の助けを求めるべきか
・被害者が前に進み始めたサイン
・性的暴行・性的虐待を受けた直後の支援方法
・被害者一人一人反応が違う
・被害者が望んでいる方法で寄り添うこと!
<寄り添う方法>自分を利用可能であると被害者に示す、重要な情報を代わりに記憶する、捜査や警察の取り調べなどに備える手伝いをする、我慢する、被害者から目を離さない。
・長期的な支援方法について
性的暴行を受けた後の日常生活
・どんな支援が出来るか
必要であれば、日常の家事や実務を担当する
被害者がしたいこと・出来ることを叶える
(被害者に何の連絡もなく)勝手に引き継がないこと
・相互協力・社会的交流
被害者があなたに連絡や手紙を書いていない場合でも、被害者は社会的な交流や、具体的な手助けを必要としているので、定期的に連絡をすること。
・痛みを取り除こうとするのではなく、その痛みを受け入れること
<不安><性的暴行・性的虐待の体験談に耳を傾ける><「すべて上手くいく」「人生は続く」というような発言はやめる>
<聞き続ける>トラウマになる経験をしているということは、その後 何度も自分の話をする可能性がある。
<被害者がレイプについて話さない時>話さなくても、被害者の健康状態等、目を配ることがある。
<被害者が誰にも話したがらない場合>
被害者が必要とする手助けやサポートを受けられないことを意味する(これは危ない)。
近親者は話を聞きたがっていることや相談する機関があることを知らせる。
被害者は近親者がどう反応するか心配している。性的暴行そのものよりも、そちらのほうが苦痛な事がある。
・警察への届出&調査
事情聴取
デンマークのアシスタント弁護士
(警察への同行、助言、裁判の準備の手助け、証拠提出の手助け 等)
・警察に通報して、裁判になった場合
・性的暴行・性的虐待を警察に通報しない場合
・自分の子が性的暴行を受けたあとの子育て方法
・18歳未満の被害者の存在を知った時、情報提供義務を負う
・恋人やグッティ(配偶者)のためのガイド
性的暴行を受けた後のセックスについて
性科学カウンセリング
性欲の無さ
パートナーとしてあなたが出来ること
逆にパートナーである あなたが、セックスをしたくない場合
・パートナーとして、何が出来るのか
物理的・心理的に密接な接触を心がける
二人で丁寧に、オープン に話す
・性的暴行・性的虐待の後、セックスに対する欲求が増加する
被害者は近親者に非常に厳しい反応を示す人もいる
・センターに来る近親者の多くが疑問に感じている事
どんな検査が必要だろう
被害者はどんな思いをしているか
被害が被害者の将来にどんな影響を与えてしまうか
・近親者へのアドバイスやガイダンス
・近親者が危機的状況に陥ることがある
・サポート側の精神的な危機反応(考えの侵入・反復、仕事や日常業務で集中できない、罪悪感、悲観 等)
・被害者を信じることが難しい・疑念・疑惑
例

クリックして入ったページで、PDFボタンを押してもらえたら、鮮明な画像で見ることができますので、ぜひ そちらで見てもらいたいです!
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